テザーが分散型ビットコインマイニングにオーシャンを使用する

オーシャンは、2023年に長年のビットコインコア開発者であるルーク・ダッシュジュアによって立ち上げられ、元ツイッターCEOのジャック・ドーシーによって支援された分散型ビットコインマイニングプールです。

オーシャンがテザーの新しい分散型ビットコインマイニング戦略を推進

世界最大のステーブルコイン発行者であるテザーは、ビットコインコアのベテラン貢献者であるルーク・ダッシュジュアが設立した分散型ビットコインマイニングプール「オーシャン」と提携したと、同社が月曜日に発表した投稿による。

USDTの背後にある高収益企業としてのテザーの評判にもかかわらず、組織は独自の施設を建設し、他のマイニング会社を買収することにより、ビットコインマイニングインフラストラクチャへの投資を徐々に増やしています。2023年、当時CTOだったテザー社のCEOであるパオロ・アルドイノ氏は、ブルームバーグに対し、同社は6か月間でさまざまなビットコインマイニングの取り組みに5億ドルを投資する計画を立てていると述べました。

当時、会社はウルグアイ、パラグアイ、エルサルバドルでのマイニング事業の建設を発表しました。テザーのウェブサイトでは、現在、ウルグアイが15以上の「アクティブなビットコインマイニングサイト」の中で重要なマイニング場所として挙げられています。

そして今、Oceanはテザーの最新のビットコインマイニングパートナーとなり、マイナーが独自のブロックテンプレート、つまり新しいブロックの粗いアウトラインを作成できるOceanのソフトウェアを使用して、分散型マイニングを拡大することを目指しています。また、帯域幅が制限されている場合でも高いパフォーマンスを可能にします。

「ビットコインマイニングにおける分散化のサポートは、ネットワークの長期的な完全性にとって不可欠であると考えています」とArdoino氏は説明しています。「Oceanにハッシュレートを展開することは、マイニングへの投資と、中央集権的な力に対してビットコインを強化するという私たちのより広範な使命の両方と一致しています。」