カルダノがBraveに登場：ブラウザがADAサポートを追加

Braveブラウザには、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなどの主要な通貨をサポートする組み込みのマルチチェーン暗号ウォレットがあります。

ブレイブブラウザがカルダノを統合する

プライバシー重視のBraveウェブブラウザが、月曜日に発表されたプレスリリースによると、Cardanoブロックチェーンと統合される予定です。Cardanoの通貨ADAは、イギリスの数学者アダ・ラブレスにちなんで名付けられ、現在Coinmarketcapによると280億ドル以上の時価総額を誇り、第9位となっています。

BraveはMozillaとFirefoxの共同創設者であるBrandon Eichによって共同開発されました。彼はJavascriptプログラミング言語を発明し、1990年代に市場を席巻したNetscapeウェブブラウザでも以前働いていました。EichはMozillaのCEOでしたが、同性婚に反対する意見のために追放されました。その後、2015年に彼はGoogle Chromeの競合を作ることを目指してBrave Softwareを共同設立しました。

Eichは、Braveをプライバシー重視のブラウザと位置付け、広告やCookieを確実にブロックすると同時に、広告の視聴と引き換えに報酬を受け取るオプションをユーザーに提供しました。Braveのユーザーは、ブラウザのネイティブ通貨である基本的なアテンショントークン(BATs)を、内蔵ウォレットに保持して獲得することができます。時が経つにつれ、Braveのウォレットはマルチチェーン化され、ビットコイン( BTC)、イーサリアム( ETH)、ソラナ( SOL)などの主要な暗号通貨の多くを統合しました。そして今、Braveの8,500万人のユーザーは、まもなくCardanoのADAを送受信し、交換できるようになります。

「Brave WalletにCardanoを統合することで、マルチチェーンアクセスが拡大するだけでなく、安全性、ガバナンスへの参加、全体的なユーザーエクスペリエンスが向上します」とEich氏は述べました。Cardanoの発明者であり、Input | Output (IO)のCEOであるCharles Hoskinson氏もこの統合を「自然な適合」と表現しました。

「私たちは、オンチェーンガバナンスの時代においてカルダノユーザーのための機能を拡張するだけでなく、ブロックチェーンネットワークが個人をどのように支援すべきかの新しい基準を進めています。」ホスキンソンは説明しました。